自動車保険の参考書

「6等級」からの割り増し

自動車保険は1等級になったら13ヶ月じっとガマンで再契約

何十年も無事故を続ける人がいる一方で、なぜか事故ってばかりの人もいる。
自分が悪いのか相手か悪いのか、運が悪いのかはおくとして、自動車保険を使えば8等級からとんどんステップダウン。いつまでもこのままじゃいられない、いつかは戻りたい8等級。さて、どうやって戻ったものか。

誰が決めたのか不明ながら(わかりにくいほうが都合いいのだろう)、自動車保険では事故割り引きゼロを「6等級」という。無事故なら毎年1等級ずつステップアップし、16等級にいたる。しかし割り増しについての情報って、あまりない。
どうなるのか?6等級で事故を起こし自動車保険使うと、翌年は3等級。保険料づつに30%増しとなり、10万円支払っていたなら13万円に。6等級に戻るには3年間保険を使わないでいないとダメ。まあ普通なら別に大変でもないのだが…。
さてここで問題。6等級の年に2回保険を使うような事故を起こしたらどうなるだろう。3等級の年に保険使うような事故を起こしても条件は同じだ。1年で2回保険を使うと6等級のダウンでゼロ一等級(そんなのないが)。
3等級の時に保険を使ってもゼロ等級となってしまい、保険料の基準すらなくなる。
こういったヒトも実際にいるようだ。いったいいくら払えばいいだろうか。答えから書けば「基本的には自動車保険に入れない」となってしまう。あまりに事故率の多いドライバーは、当たり屋という可能性もあるし、だいいちリスキー。商売として儲かる相手でない。よほどの理由がない限り、断られることになる。
ただ自賠責は断られない。一年で何回事故起こしても大丈夫。毎年事故しても平気だ。もっとも自賠責が使えるのは人身事故だけ。一年に何回も起こしてたら、免許証がなくなると思う。入念な調査だってされる。
仮に1等級とか2等級になったとする。ここで考えるのは一回保険を解約し、改めて入り直す作戦。自分の名義だと難しいだろうから、家族や親戚の名義で入ってしまえばよい。ムカシはけっこうできたとか。ところが今やコンピュータで入念にチェックされており、加入できたとしても有効な保険じゃないのだ。
唯一の手は一度保険の契約を切り、13ヶ月待って新規で加入するというもの。前の契約切れから1ヶ月間過ぎるとコンピューターから記録が消える。26歳以上なら、新規加入で6等級。そこからは16等級を目指すことになるのだ。
問題は13ヶ月間どうするかという点。ヒトによって判断基準が違うだろうれど、ワタシなら自分のクルマに乗らないでいる。どうしてもクルマを使いたい時はレンタカーにすればよかろう。

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免責額を上げるか外資系に切り替えればもっと節約できる

【Q】当方50歳オーバーの熟年優良ドライバー。何年か前にすでに16等級になって、現在の保険料は10万円弱ですが、今までが高すぎました!保険も自由化で好きに選べるようになったのでできればもっと安くしたい。私にピッタリの保険はどんなタイプですか?

【A】まったく個人的な基準なのだが、自動車の任意保険というのは一台で年間5万円くらいまでにしておくべきだと思っている。何もかもという保険のかけ方をしても、高くなるだけ。自動車の保険はかけ捨てだから、使わなければ単なる浪費にしかならない。
ベンツC230 (コンパクトクラス)に乗る55歳で同等級の優良ドライバーが、一応フル装備の自動車保険に入ったという条件で見積もりを取ってみた。すると高い!保険のセルシオと呼ばれる東京海上のフルサポート型TAPだと12万3090円する。いくらなんでもかけ捨て保険にここまでは出せまい。万一の際の補償内容を落とさずに保険料を引き下げる方法としては、対物保険の免責金額は落とせないので(TAPは免責設定なし)、車両保険の免責も10万円にするという手がある。これだと保険料は劇的に下がり、10万4330円に。このくらいなら許容できるか?
さらにコストダウンしたければ、車両保険をエコノミーAの免責10万円にすればいい。雪道を走るヒ卜でなければ、自損事故にも対応してくれる車両保険はいらないと思う。
ここまでくると保険料は6万8600円。イザという時の補償という考え方なら、これで十分以上カバーできるのだ。
保険会社選びだが、もし長年付き合っている国内損保などあれば、そこでいいのではなかろうか。現在支払っている保険料が5万円くらいだと、外資系で安くなっても1万円程度。それ以上は安くならないと思う。だいいち、電話で見積もりしてもらうなんて面倒くさい。
ただ「なんとなく入っている国内損保」であれば、損保のメリットをほとんど受けられない。コネあってこその国内損保。その場合、外資系も視野に入れるとよかろう。チューリッヒやアメリカンホームなどの自動車保険も見積もりを取ってみる価値あり。都市部に住んでいるならセコム損保も良いチョイスか。事故が起きた時、制服姿の警備員を派遣してもらえるというサービスが気に入る。50歳を過ぎた16級のドライバーは事故を起こす確率が低いため、どこの保険会社でも喜んでくれるだろう。
共済系は安いけれど、これまた長く加入しているのでなければ勝手が違うので戸惑う。特に全労済に加入しようとすると、今までのように全部保険会社の担当者任せというワケにはいかない。理想をいえば人生の経験生かし、ベテランの保険マンから国内損保の保険に入ってほしい。そうすれば万全の態勢である。

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